肺がん lung cancer
みなさんこんばんは!ブログ担当技師です。
寒さも徐々に落ち着き、桜が咲き始めましたね!
では、今回の症例は肺がんについてご紹介します。
肺がんとは、気管支や肺胞の細胞が何らかの原因でがん化したものです。
進行していくと、まわりの組織を破壊しながら増殖し、血液やリンパの流れによって
転移する可能性があります。
転移する可能性がある場所は、リンパ節・骨・脳・肝臓・副腎など様々な場所が
あげられます。
また、肺がんの罹患数と死亡数も下の図を見てもらうと男女問わず上位となっています。
・がん死亡数(2022年) ・がんの罹患数(2020年)
肺がんについて詳しく紹介する前に、まずは肺領域の解剖を簡単にご説明します。
(肺を前から観察した画像です)
肺領域は、とても複雑な構造をしています。
今回は気管・気管支・肺について紹介します。
気管…喉頭から肺まで続く細長い空気の通り道
気管支…気管が左右の肺に枝分かれしてから、2つに分かれ気管支になる
肺…空気中の酸素をからだに取り入れ、いらなくなった二酸化炭素を外に出す働きを持つ
では、肺がんの画像を見ていきましょう。
(肺を前から観察した画像です) (肺を横から観察した画像です)
上の画像は、胸部CTの画像で、右の肺(赤〇部分)に大きな塊が確認できます。
塊の周辺がやや白く、中心がやや黒くなっています。
中心のやや黒い所が壊死しているものと考え、腫瘍(肺がん)と診断されました。
肺がんの初期症状には、咳・痰・血痰・発熱・息苦しさ・胸の痛みなどがあります。
2週間以上咳や痰が続いたり、血が混ざった痰が出た時、発熱が5日間以上続く場合などは、医療機関に受診することをおすすめします。
肺がんの原因には喫煙・女性ホルモン・遺伝や体質などがあげられます。
最大の原因としてたばこの影響が指摘されています。 たばこを吸うと、肺がんのリスクが
男性では約4∼5倍、女性では約3倍増加します。
年数や本数が多いほど肺がんのリスクが高くなります。
受動喫煙も肺がんのリスクが約1.3倍に増加します。
肺がんの治療法は、手術・放射線治療・薬物療法(抗がん剤、分子標的薬、
免疫チェックポイント阻害薬)・緩和ケアがあります。
治療は、TNM分類によって病期や組織型、年齢や生活環境などから治療法を
決めていきます。
手術で完全に取り除くことができない場合は、放射線治療を組み合わせて行います。
初めにもお話ししましたが、肺がんは罹患率や死亡率が上位にあがるがんです。
ぜひ1度画像ドックを受けられてみてはいかがでしょうか。
当院では、「肺ドック」の検査がございます。
低線量で検査可能で、被ばくも少ないので是非ご検討ください。
また、何かご質問や不安点ございましたらお気軽にお問い合わせください。
それではまた次回の症例ブログでお会いしましょう!