MRIで見つかった変形性顎関節症
- 2026年2月12日
- MRI,頭部病変(Brain/Head)
みなさんこんにちは。
ブログ担当技師です。
今回は変形性顎関節症の症例ついてご紹介します。
■症例背景
右顎関節の慢性的な痛みにより受診となりました。
■症例画像
顎関節MRI画像(正常画像)

顎関節MRI画像(症例画像)

顎関節MRI画像(正常画像)

顎関節MRI画像(症例画像)

画像から図1・図3は正常顎関節の画像です
図2・図4では変形性顎関節症の症例を示しています。
〇図1・図2の画像は顎関節部を前から見た画像であり、
それぞれの赤〇内にご注目下さい。
図1の正常画像では、両サイド共に下顎の変形は認めず
大きさも同一であることが分かります。
図2の症例画像では、両サイドを比較しても、
右下顎部が変形しており、その周りの咀嚼筋が
炎症を起こしています。
〇続けて図3・図4の画像は顎関節を横方向から観察しています
図3・図4の画像では主に関節円板に注目します。
また関節円板は、骨の間のクッションの役割があり
顎骨同士が直接擦れるのを防止します。
図3の正常画像では、関節円板(青い点線で囲っている黒色の
部分)はイラストにあるように下顎頭の真上に位置します。
図4の症例画像では、関節円板(青い点線で囲っている黒色の
部分)は下顎頭より前に突き出しているのが観察出来ます。
【変形性顎関節症とは】
顎関節の骨自体が変形し、口が開けにくい、音がする、
痛みといった症状が続く状態で、
関節円板のずれなどの原因で進行します。
■主な症状(初期症状)
・関節音:口の開閉に伴って骨が擦れたような音が鳴ります
・運動制限:口が開けにくくなり、開口時に顎が偏位したりします
・痛み:顎の運動によって慢性的な痛みが出現する
■まとめ
MRI検査によって変形性顎関節症が見つかった症例です
上記の症状に心当たりがあれば、放置せずに
早めの検査をおすすめいたします。
関節円板はMRIにより形態観察が可能で周囲の炎症も調べられます
症状のある方は保険で検査が可能ですので、
お気軽に当院までご相談下さいませ。
電話番号:06-6990-6070
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