最新鋭AIを搭載した全身用64列マルチスライスCT装置
AI技術を活用した画像処理とワークフローでより高度なレベルでの診断をサポートするCTです。
短時間撮影
64断面を同時に撮影するマルチスライス検出器の搭載により、広い範囲を短時間で撮影できます。胸部が4~5秒、胸腹部が7~8秒です。従来のCTに比べて格段に撮影時間が短くなり、被検者様の検査時の息止めの負担が軽減されます。短時間で撮影が終了するため造影検査では造影剤量も低減して検査ができます。
被検者様に優しい低被ばく撮影
AIを活用した最新技術で、X線被ばくを抑えつつ高画質を得ることが可能です。被検者様に非常に優しい撮影が行えます。
高精細画像
小スライス厚0.625mmの高精細な画像が得られます。また3次元立体画像表示により、複雑な血管走行や病変構造の観察が詳細に行えます。従来のCTでは難しかった微小な病変を確認でき、病変の早期発見に有用です。
圧迫感が少ない快適な検査
被検者様が通る開口径は750mmと大きいので、圧迫感が少なく、安心して検査を受けていただくことができます。
最新型1.5T(テスラ)MRI装置2台
短時間で高精細画像が得られる1.5T(テスラ)MRI装置を2台導入しています。PET-CTと同じように広範囲のがん検査ができる「全身拡散強調画像(DWIBS)検査」が非造影で可能です。
検査時間の短縮化と撮影画像の高画質化
高速化ソリューションにより、画質を維持したまま撮像時間の短縮を実現したMRIです。新たなノイズ低減技術も搭載されており、高速かつ高画質な画像で診断が可能です。
豊富な診断情報で診断をより確かなものに
撮像時間が短縮化されたことにより、従来の装置と同一検査時間内で比較すると、より多くの撮像が可能となります。従来検査に対して、異なる画像種や断面など、追加撮像によって情報量を増やすことができるため、診断の正確性が高まります。
快適な検査環境をご提供
MRIは撮像音が大きいことが課題となっていましたが、新たな静音化技術の搭載により静音性が向上しています。また、検査空間ボア内の天井に広々とした青空などの映像を投影できるシステムを搭載しており、閉所恐怖症の方でも快適な検査環境でリラックスしてMRIを受けていただけます。
超音波診断装置
脂肪肝の有無だけでなく、進行性肝疾患まで把握が可能
超音波診断装置は、非侵襲で身体の負担が少なく、リアルタイムに体内を画像化できるため、医療現場で欠かせない検査機器です。肝脂肪化の程度の推定と肝繊維化の評価が可能で、進行性肝疾患の把握にも対応できます。肝臓の評価に有用なアプリケーションをバランスよく搭載することで、肝疾患の総合鑑別をサポートする超音波診断装置です。
肝脂肪化の程度を定量評価
超音波の伝搬過程で生じる減衰より減衰係数を計測(Attenuation計測:ATT) し、肝臓の脂肪化の程度を非侵襲的に推定することができます。
肝線維化の総合的な評価が可能
肝硬度/肝線維化を推定するShear Wave Measurement(SWM)とReal-time Tissue Elastography(RTE)の2つの方式のエラストグラフィ(硬さの程度を色で表す技術)にも対応しており、これにより脂肪肝の有無だけでなく、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)などの進行性肝疾患まで、肝疾患の総合鑑別を行うことができます。