チョコレート嚢胞 Endometrioma|新大阪画像の森診断クリニック|大阪の画像診断専門クリニック

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チョコレート嚢胞 Endometrioma

こんにちは!ブログ担当技師です。

最近めっきり寒くなってきましたね😣

みなさま体調崩さないようにお気をつけください!

今回も婦人科系ですがよくある疾患です。

子宮内膜症にて婦人科に通院している患者様がMRI検査に来られました。

 

【子宮内膜症とは?】

子宮には毎月、受精した卵が着床し赤ちゃんに育つためのベッド=内膜を分厚く形成し、受精がなかった場合にはその分厚い膜を月経として排出する役割があります。

そのため内膜は①分厚くなる②剥がれ落ちる のサイクルがあるのですが、その内膜組織が何らかの原因によっていろいろな場所で形成されてしまう病気を子宮内膜症といいます。

 

悪性ではありませんが、飛び石した内膜組織が剥がれ落ちる際にいろいろな場所で痛みや不正出血を引き起こすことがあり、女性には厄介な病気です。

 

今回の患者様のMRIは以下のような画像でした。

 

 

*のところに歪んだモンスターボールみたいな模様のまるい物体がありますね。これは実は卵巣にできたチョコレートのう胞といって、飛び石した子宮内膜組織が毎回月経のたび卵巣のなかで内膜組織を増やした結果、溜まった古い血液が卵巣から出ていくことができずに大きくなってしまっている状態なのです。

溜まった古い血液がチョコレートのような色をしているためチョコレートのう胞と名付けられました。

モンスターボールのように白い部分と色の濃い部分でくっきり2層にわかれているのは、血液が凝固した成分が重力で下に溜まっているからなんです!この所見はチョコレートのう胞に特徴的なため他の疾患と鑑別がつきやすいです。

チョコレートのう胞は子宮内膜症と同じで薬物治療で進行を抑えたり痛みをおさえることは可能ですが、手術してのう胞やその他内膜組織を外科的に取り除くこともあります。

今回の患者様の所見でものう胞が正常に比べるとかなり大きくなっているのがわかりますね。

生理痛がひどい方や不正出血がある方は一度婦人科で検査をしてみるとチョコレートのう胞が見つかるかもしれません!

 

ではまた次回!🙋‍♀️

 

 

 

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